幹細胞治療とは

幹細胞の「独自機能」を引き出す幹細胞治療とは

当社では、上述した幹細胞の人体にとっての有用性に着目し、幹細胞の抽出技術、保管技術、培養技術について、研究成果を積み重ねて参りました。
また、幹細胞と呼ばれるものには、その由来により、数種類の幹細胞に分類されます。具体的には、受精卵に由来する「ES細胞(ヒト胚性幹細胞)」、間葉組織に由来する「体性幹細胞」(骨細胞、心筋細胞、軟骨細胞、腱細胞、脂肪細胞等)、また、人工幹細胞である「ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)等が代表例として挙げられます。

幹細胞

当社では、体性幹細胞のうち、脂肪由来幹細胞を採取保管し、短期間で効率的に純粋培養し、大量に増殖させる技術を確立することに成功致しました。
この自己幹細胞(患者様本人の幹細胞)を患者様の症状、目的に応じて、関節内、皮下、または静脈内に投与することにより、疾病や加齢により低下した幹細胞の減少を補い、幹細胞による組織回復機能を復元することを可能にしております。
当社では、平成22年12月に独自の研究所を創設し、現時点までに延べ約25,000名の患者様のために50,000件に上る幹細胞培養実績を有しており、当社による培養幹細胞を提供させて頂いた医療機関からは、他の治療法では得られない画期的な治療効果を得られたとの報告を受けております。

幹細胞治療の治療改善が期待できる疾患